残念ながら「旅しながら働く」って結構難しいぜ?
正式に退職したのは9月末ですが、数字を追いかける業務は8月で終了して、9月は若干の引継ぎのほかは有休消化に充てていました。
会社員→会社員への転職であれば、なーんにも考えずに自適な無職期間を過ごせたんでしょうが、今回はそうもいかない。
とはいえ自分の時間を使った生産活動にあてながらも、その間会社からの給料も発生しているというスーパーボーナスステージw
9月10月で、直接的な仕事だったり、将来につながるかもしれない事項への種まきだったりでいろんな所に行きました。
北九州、広島、島根、鳥取、鹿児島、宮崎、京都、大阪、神戸。
東京にいた頃、行く機会があるとも思っていなかった県を次々と訪問できるのはちょっとテンション上がるんですが、一方で感じたこともあります。
「旅しながら働く」というのは思いのほか難しい。
ライター、デザイナー、エンジニア。こういった職種は働き方を選べば時間や特定の場所に縛られる必要性は少ないです。
「好きな時に、好きな場所で」という働き方に憧れてそういう職種をめざしている人も少なくないのではないでしょうか?
で、ライターとして色んな地を回りながら、インタビューやクラウドソーシングの案件を同時並行で回しながらやってみて、「結構むずいな」と感じましたw
(ライター一本で行く気はないのですが、現状は「ライター」と名乗るのが最も実態に近いと思われるので。。)
移動中のバスの中でPCを立ち上げると、酔う。
アポまでたっぷりある時間をどう使うかと考え、「観光したい!」と思った瞬間によぎる別の案件の納期。
結局向かうのはコンセントのあるマクドナルドやスタバ。
(余談ですが「スタバはないけど、すなばはあるよ!」でおなじみだった鳥取県でもスタバに行きました。)
案件の単価、もしくはライティングスピードをあげて、「時給」を高めたり、メディアを複数構築して自分が書かなくても収入が上がってくる手段を複数持ったりすればまた変わってくるのかもしれない。
もしくは、観光は気にせず「場所を変える」ことにフォーカスすれば、移動しながら仕事も普通にはできる。そのために福岡の賃貸は会社員時代の半分以下の家賃のところに住み替えましたw
でも僕はせっかく来た以上「体験」を重ねたいので、場所だけ変えてもそんなに嬉しくなかったのを実感しました。
そういう意味で言うと、土日祝や有休などの制約を受けるものの生産活動とは一切切り離して旅ができる会社員というのもそれはそれで恵まれていたんだなと、辞めてみて気付く。
今まで当然と思っていた身分を捨ててみて、得たもの、失ったもの、そして、これから得なければならないもの。
改めて色々と考える機会にもなりました。
結論、旅はよいものですwなんだかんだいっても。
もっと時間的にも予算的にも、好きに旅ができるよう日々前進ですね。