ここに僕の帰る場所はなかった
1ヶ月ぶりの東京。
初めての少し特殊な滞在を終え、これから福岡に戻ります。
エクストリーム出社です。
ザコブロガーのマエダユウタです。
プロブロガーのあんちゃさんの記事を読み、羽田のファーストキャビンに宿泊してみたかったのですが、なんと満室。。。
関西空港内の簡易ホテル「ファーストキャビン」が豪華すぎた【口コミ】 | まじまじぱーてぃー
成田空港ではなかなかない事象だけに、ちょっと面食らいました。
成田空港直結のカプセルホテル9hoursで健全なエクストリーム出社を - 九州の社窓から
計画を変更して滞在したのは、お風呂の王様 大井町店。
大井町は初めて一人暮らしをするのに選んだ地であり、色々と気に入っていたのですが、九州転勤と共に、この地を離れることになりました。
実は、このお風呂の王様はもう1つ検討していた「中延」に対して大井町の加点要素となったポイント。ここがなければ大井町に住んでいなかった可能性もあります。
そして、1〜2週間に1回は通い、大井町に来た友人と利用したり、時には泊まったり。
今年の年明けには、ノー残業デーに新橋で飲みたい気持ちを抑え、ここでノンアルと季節のおつまみで軽く飲んだ気分になった後、ここの休憩スペースで、深夜料金が発生する午前2時の直前まで、自分の「初の試み」の資料を作っていました。
そんなお風呂の王様に久々に訪れ、3回目の宿泊。しっかり入浴できた後、程よく仮眠が取れ、かつ羽田へのアクセスもよいので6時代の羽田利用者には何気にオススメです。
(あんまりちゃんとしたとこで寝ると寝過ごしのリスクがねw)
そして、お風呂の王様を後にし、大井町駅に向かう短い道中、「ここに僕が帰る場所はないのだ」ということに気づく。
飲み屋で話したことのある顔見知り程度は何人かいたものの、あえて別れを告げるほどでもなかったので、本当にひっそりと離れました。
ここに僕がいたという痕跡は、住民票の履歴だけなのです。
もっともっと短い間しか滞在していなかった、白馬村や、ホーチミン市にも、「帰る場所」とまでいうと烏滸がましいですが、一定以上の深度で関わってくれた人がいて、行って冷たくあしらわれることはないであろうとw
2年弱いた大井町に、帰る場所がない
考えれば当然だけど、実感すると少し寂しくもある。
大井町に引っ越した理由は、会社に近いところに住むことと、親元を流石に離れたかったこと。東京という活動のベースが変わっていたわけではないので、あえてそこに根を張ることもしなかったのですが、今はまた事情が違う。
何か意味があって来たであろう九州。
ここを「帰る場所」にするためにこれから何をするか。
自分の痕跡のない古巣を訪れて、改めて考えました。
【コラム】
【関連記事】