月曜唯一の楽しみが少年ジャンプという哀れな社会人達に捧げる鎮魂歌
立ち読みOKなコンビニにおいて、なぜ雑誌コーナーが入り口からよく見える位置にあるか、ご存知ですか?
僕は2説聞いたことがあります。
1.窓際で立ち読みしてる人を見せると、にぎわっているように見える
(集客効果/万引き防止効果)
2. 外に見えるように晒すことで立ち読みを抑止している
(無言の圧力)
どちらかと言うと、1に説得力があるように思います。
立ち読みさせたくなければテープとか防護柵はありますからね。
こんにちは。漫画は立ち読みよりコミックよりKindle派ブロガーのマエダユウタです。
立ち読み。僕も学生時代は少年ジャンプに少年マガジンに、ヤンマガに・・・
と色々読んでいたわけですが、社会人の皆様、そろそろ自粛したら?
立ち読みが許されるのはせいぜい大学生までですよ。。
【立ち読みで節約した代わりに消耗しているものは何?】
立ち読み。学校や会社の帰りにふらっとコンビニに立ち寄り漫画家やライターの魂たるコンテンツを無料で楽しむ行為です。
それだけでなく、コンビニが仕入れた在庫を対価なく楽しんだ挙句、消耗し、店に損失を与えて帰る行為なわけです。
※実際は返品が可能なようで、そこまでリスクがそこまで高いわけではないのかもしれないですが、「だから俺が立ち読みしたって店に影響はない」なんて考えて立ち読みしてる人はいないでしょうw
何かを提供して、代わりに対価を受け取っている身であるなら、
提供されるものに対して対価を払うスタンスは身に着けないとですよ。
加えて、日常立ち読みのために立ち寄ったりしていようものなら、店員さんにはまず覚えられるし、会社の近くでジャンプとか読んでるところを取引先のお偉いさんに見られた日には・・・
雑誌代(コミック代、漫喫代)どれにせよ、コンテンツの受信へのお金の支払いを下げることによって、下がっているのはあなたの信用かもしれませんよ。
【コンビニにとって立ち読みの可否は経営判断】
上で、在庫リスクはそこまではない、と言いましたが、ボロボロに立ち読みされた本が返品できるのかはわからないし、万引きでもされようものなら、返品もできずそのまま損失。本は薄利でハイリスクなんですよ。万引きしてる方々。
全くノーリスクだというなら、感覚値半分くらいのコンビニが立ち読みを禁じているのと整合性がとれないのですよね。
ただ、立ち読みをしている中でまだ良心のある連中は、本は買わずとも何か買って出て行ったりするし、冒頭で書いたように、立ち読み層を取り込んでおくことで、集客効果があったり、防犯効果があったりする。
逆に立ち読み層が貯まることで、在庫を消耗するリスクはもちろん、立ち読みが溢れかえっていて買い物目的のお客さんが入りづらくなる機会損失だって考えうる。
立ち読みをする人としない人、どちらの方が万引きする率が高いか、なんて統計はさすがにないと思うが、叩かれるのを覚悟で極論をいうと、立ち読みも万引きも、「相手の事情よりも自分の事情で価値を無償で受け取る行為」という点は同じ。
まぁ、どっちが正解とかではなくて、立地、客層にとっても、どちらが好ましいか、という点は変わってくるかと思います。
どのようなリスクをとって、どのようなリターンをとるか。
コンビニの雑誌コーナー一つとっても、オーナーの経営判断が試されたりします。
大人がジャンプ卒業できない理由が、
看板漫画が一向に終わる気配ないまま、読者のほうが少年じゃなくなっていく
ってところにあるのも理解はしてるんだけどねw
【関連記事】
HYIPの仮想通貨MLMを投資だと思っていたブタ共に捧げる鎮魂歌 - 九州の社窓から