九州の社窓から

サラリーマン 兼 投資家 兼 ブロガーの転勤を機に始まった九州と東京のデュアルライフを綴っています。投資、働き方、旅など気の向くままに。

早逝のクリエイターが得た永遠の命

同級生が亡くなりました。享年28歳。

 

友人と呼べる同年代・年下が世を去ったのは実は初めてで正直動揺しています。
(厳密にはその報せを受け取れるくらいにはつながっている人の中で、かもしれません。)

 

福岡からお通夜や告別式に向かうことが出来なかったので、同じ「物書き」として
彼の遺作を少しでも世に広めることで弔いとしたく、
重い腰(指?)を動かしてブログを更新しました。

 

「『ライト・アップ』」/「星井信哉」の小説 [pixiv]

 

個人的なことなので、詳細を綴ることはしませんが、同じクラスだったのは中学校の1年間。クラスでは仲が良く絡んでいた記憶はありますが、校外で遊ぶこともなく、卒業後繋がっていたわけでもなく。

ただ、「中二病」まっさかりの、ある意味人生で一番楽しい期間を共有していたからか、不思議と期間に換算してみるとそれほどでもなかった割に記憶には濃く残っています。


まだまだこれから希望に満ち溢れていると思っていた彼の人生は、実はあの時点で半分だったと思うと何とも言えません。

 

 

最後に話したのは一昨年末に開催された同窓会。
僕はパラレルワークを展開する前段で、ブログも始める前。
「株塾」のみを企画、宣伝しているときでした。

 

「胡散臭いことやってんなwww」

 

「中身がちゃんとあるから胡散臭くねーよwww」

 

なんて会話をしていたのを覚えています。
翌年度から福岡に移住になるなどとも思っていなかったのもあり、
次に会う予定を特に決めませんでしたが、今生の別れになるとは微塵も思っていませんでした。

 

その後、時折挫折しながらも(そして今一番大きな挫折の真っただ中にありながらもw)、ブロガーとして、それから自身で出せる実績は今は少ないながらwebライターとして活動する中で、彼が講師をしながら、小説家、漫画原作者を目指して活動しているのをFacebookを通じて見ていました。向こうも少し気にしてくれていたみたいで、ブログの更新通知にコメントをくれたり。

 

少しジャンルは違えど、副業的に「物書き」として活動しているところに親近感を感じ、「いつか」それを話題に飲みたいななんて考えていました。


「いつか」は実現しないなんて偉そうにブログで吠えてたのにね。

 

少し話飛びますが、「文字」と「インターネット」は人間を他の動物と圧倒的に差別化を図らせた道具です。

 

半永久的に残るインターネットの世界に、自分が存在しなければ残されることがなかった文章を記すことが出来る時代に生まれたことにはきっと感謝すべきなのでしょう。

 

「それ」が公開されたとき、僕はまさか彼の遺作になるとは思っていませんでした。

 

けど、彼の側には覚悟はあったと思います。
不治の病ではなくとも、現在でも楽観視はできない病気。
1年間の闘病。

 

27で突きつけられるにはあまりに重い現実でありながら、「残り時間が少ないかもしれない」という中で自身が生きた証を残すに十分な時間があったことは不幸中の幸いだったのかな。

 

「全てのクリエイターに捧げる応援歌。」

 

後で読もうと思っていた矢先の訃報。

慌てて一気に読みました。


僕だってあと70年生きるかもしれないし、これを公開した5分後に死ぬかもしれない。

 

自分の書きたいものの方向性に自信を無くす主人公の女子大生と、書きたいものから離れ、金になる文章を作り続ける彼氏。

 

その両方の立場が混在しているのが今の僕です。

 

感想、聞いてほしかったな。
あるのなら、あの世までお預けですね。

 

直近この世から消える予定はないので(不慮の何かはあるかもしれませんが)
その時まで無限に広がるインターネットの世界に自分が生きた証を書き散らそうと思います。


当面は「お金のための文章」も書かざるをえないのだけれどw


クソみたいな拡散力で不甲斐ないけれど、せめてこのブログが届く範囲にだけでも。

彼の生きた証を、そして若くして世を去った小説家がこの世に残されるクリエイターに渡したかったバトンを届けます。

「『ライト・アップ』」/「星井信哉」の小説 [pixiv]