九州の社窓から

サラリーマン 兼 投資家 兼 ブロガーの転勤を機に始まった九州と東京のデュアルライフを綴っています。投資、働き方、旅など気の向くままに。

世界一煽ってくるふるさと納税の解説記事書いた

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「ふるさと納税」という単語を聞いたことはありますでしょうか。

おそらく節税スキームの中で、最も一般的かつ、お手軽な手法であると言えるこの仕組み。

 

(特に僕のようなサラリーマンがベースの人間には)莫大な額の節税効果を出すことが出来るものではありませんが、

やらない理由はないくらい「手軽、かつおトク」な制度です。

 

節税ブロガーのマエダユウタです。

収入を得る前から名前だけは知っていたのと、投資や個人事業という給料とは別の収入があり、かつ今年は直近で買った物件の不動産マジックの効果が一番大きい年、でもあったため、あえてふるさと納税までは見てなかったのですが、冷静に見てみると組み合わせられました。(活用できる金額は実際の年収よりも低いですが)

「決めつけ」で見ないことの機会損失を実感させられる年末。

 

ちなみに翌年メリットを受けるためには年末に手続きすればいいよ!!!

 

ただし、駆け込み需要でサーバー落ちとかもあり得るので余裕を持ってやること奨励。

 

 

どんなメリットを受けられるのか

制度の主旨から語っても、めんどくさがりで強欲で実利優先の皆様がゴールまでたどり着けないかと思われますのでまず、どんなメリットがあるのかを端的に書きます。

 

2000円の出費で、年収に応じた「限度額分」の品物を実質タダで貰える仕組みです。

 

会社員としては実質0円ビジネスで暴利を貪っている業界の僕が実質と書くと警戒されるかもしれませんが、この実質は限りなく本当に「タダ」に近いです。

 

つまり、どういうことか?

強欲な皆様にどんなメリットが受けられるのかご理解いただいたところで、この仕組みを年末ボケでフリーズ気味の皆様の頭でも理解できるくらい簡単に解説します。

 

普段、皆様がご自身で計算されている、もしくは会社が計算して勝手に差し引いている税金の中に、「所得税」というものがあります。

その人の「所得」に応じて課税されたお金が「国」に支払われます。

 

その一部は議員様の家族旅行の費用や、なんの支障もない道路を掘っては埋め掘っては埋め、といった公共事業のような、とーーーっても有効な使われ方をしているわけです。

 

ふるさと納税は、そんな所得税の内の一部を、「国」ではなく「自治体(≒ふるさと)」に「納税(寄附)」することのできる仕組み。

正確には、自治体に「納税」した額から2000円を差し引いた額が、翌年の所得税から控除される形で、還ってくる仕組みです。

 

 

え?

 

 

いやいや、それじゃあ税金を納める先が変わっているだけな上に、なんなら2000円分損してるじゃねーか。

 

というお声が聞こえてきそうです。

ご指摘の通りです。お金の流れで言うと、むしろ2000円損していますね。

 

ここからが、「実質」無料の仕組みです。

 

悪意のない「実質」無料でタダで物がもらえる仕組み

この納税、多くの自治体においては、この寄附額に応じた、相応のお返しを受け取ることが出来ます。

 

その品目は

 

肉とか、ビールとか。

 

あと、肉とか、

 

それからビールとか。

 

多岐にわたります。

 

マジレスするとお米や、野菜、果物、海産物といったその地方の特産品。

 

それから、いい加減食から頭を離してください。

 

花や観葉植物、雑貨や伝統工芸品、それから化粧品や家電製品、商品券まで色々と眺めているとその地方にどこまで関係があるのかわからないものも出てきますが、多くの自治体が、その地方をPRするような「お返し」を用意しています。

 

勿論、そのお返しが納税金額によってランク付けされるのも資本主義の性。

 

お金の流れだけを見ると、国に納めるはずの金額を地方に納めているだけ、しかも2000円分損している、という見え方をしますが、

 

地方に納めた分はその額に応じたリターンが受けられるわけです。

 

形としては、「寄附」と「お礼」なのですが、綺麗事抜きに金と物の流れを考えると、その「お礼のブツ」を「寄附と称した代金」で買っていると考えて概ね支障はありません。

 

で、その代金は2000円を差し引いて翌年の所得税から控除されますので、2000円の手数料を払って、タダで買い物をしているのと同じ。

という考え方をすることが出来ます。

 

なんとなく、「ふるさと納税はお得!」という一点で肉とかビールとか申し込んでた皆様もようやく仕組みが理解できたと思います。

 

年収に応じた上限額とは?

さて、冒頭でざっくり言った中で一つだけ論点が残っています。

こんなおトクなふるさと納税。

 

だったら、所得税全部ふるさと納税しちゃえばいいんじゃねえの?

 

なんて発想が出てくると思いますが、さすがにそれをやると国の運営が成り立たなくなりますので(今現在成り立っているか否かという議論はしません)その所得に応じ、「ふるさと納税で控除される限度額」が決まっています。

寄附の上限はありませんがそこで受けられる税法上のリターンには上限があるわけです。

 

上限額はざっくりとこんな感じ。

控除上限額の早見表 | ふるさと納税なら「さとふる」

 

「2000円の手数料と引き換えに、自分が使える実質無料の商品券』」の金額を表で調べてみてくださいな。

 

後は簡単です。

 

ふるさと納税「さとふる」 | 利用意向NO1のふるさと納税サイト

 

こういったサイトに登録して、上限額分の「寄附」を行うだけ。

リターンありきの欲望丸出しの寄附ですが、

 

やらない善よりやる偽善

 

です。

Let'sふるさと納税 (^ ^)

 

具体的なやり方を解説します。

 

 

 

これでも読んどけ。

       ↓

ふるさと納税の手続き 申し込みから確定申告までを解説! - ふるさと納税の「ふるさとぷらす」

 

以上。

仕組みなどの解説は得意ですが手順の解説は苦手なので割愛させていただきますw

僕がしなくったってすでに丁寧に纏めてくださってる方がいるんだから。

 

一つだけ大事なことを書いておくと確定申告が必要な方はその手続きの中で申請を行う必要があるのですが、源泉徴収の奴隷源泉徴収で支払うべき税金がしっかり計算されていて確定申告を行う必要がない、かつ寄附を行った自治体が5つ以下の方は「ワンストップ制度」という仕組みを利用することで、より手軽に手続きを行うことができます。

 

どうせ興味ないだろうけど仕組み全体のメリットも解説する

さて、自分がどうやって恩恵を受けられるか理解した皆様はこんなクソブログ離脱して、どの肉とどのビールを受け取ろうか躍起になっていることかと存じますが、万が一続きを読んでくださっている方のために、仕組み全体としてメリットを解説します。

 

1.自分の出身地や応援したい自治体に対して寄附が行える。

きれいごと、じゃなかった元の趣旨としてはこちらです。そのまま所得税でしたら、国に無駄遣いされるだけですが、ふるさと納税の仕組みを使うとそのうちの一部を自分のふるさとや、応援したい地域に直接納めることが出来ます。どうせ払うお金ならその方が嬉しいよね。

 

2.その使い道も指定できる

好きな地域に寄付して、そこに根付いている議員さんの家族旅行の経費や、そこの道路を掘っては埋め掘っては埋めといったとーーーっても有効な使われ方をされれば嬉しいですが、万が一それ以上に有効な使い方を自分で指定できるとしたらさらに嬉しいですね。

自分が払った「税金」の使い方を指定することは「納税者の意識」を持つうえでも重要ですよと、記事全体のカラーを崩壊させるようなマジレス。

 

3.自治体はお礼の品でPRすることが出来る

受け取る側の視点から「実質ほぼタダで」という部分を強調しましたが、自治体側の視点からしても、そのお礼の品を出すことで

「ウチにはこーーーんな美味しい特産品があるんだぜ、こーーんな立派な工芸品があるんだぜ」

といった強みをPRすることが出来るわけです。

ふるさと納税特設サイトの人気上位の「お礼の品」はだいぶ力入れてると思いますよ。

 

まぁ最近では寄附金欲しさに採算度外視のリターンを出したりする問題もあるみたいですが、自己責任ですので放置。

 

というわけで、皆様の欲望をストレートに満たしつつ

付随的ではありますが正当にメリットも大きいふるさと納税。

あえてデメリットを挙げるとすると、人気が高いお礼の品については発送がメチャクチャ遅くていつ来るかわからない、ということくらいでしょうか。

 

莫大なメリットを受けられるものではありませんが、本当にちょっとした手間で確実なリターンを受け取れる仕組み。

やらない理由がどこにあるのでしょう?

 

なーんていっても、多くの方が「忙しいから今年いっか」で永遠にやらないのもわかっていますけどね。

 

ちょっとした面倒ごとを1回するかしないかで出る差はわずか。でもその蓄積は絶望的な差となります。