九州の社窓から

サラリーマン 兼 投資家 兼 ブロガーの転勤を機に始まった九州と東京のデュアルライフを綴っています。投資、働き方、旅など気の向くままに。

「タダ」は高いのか安いのか。着目すべきたった1つのポイント

 

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「タダより高いものはない。」

 

よく言いますね。世の中に美味い話などないから気をつけろ、といったところでしょうか?

確かに、本来対価が発生するサービスを受けるのに、タダ、というのは何か裏がありそう。

しかし、一方でタダで素晴らしいサービスを享受できるケースというのも実際には沢山ありますよね。

 

パラレルワーカーブロガーのマエダユウタです。僕自身も、所属している会社も、無料で提供するサービスと、有料で提供するサービスがあります。また、一消費者として、うまいこと無料サービスを使っているケースもあれば、安易な無料に飛びついて課金してしまったケースもあります。

 

どこをどのように判断すれば、高い「タダ」を掴まされないのかをお話しします。

 

ビジネスの大原則からして「タダ」はありえない 

 

高い「タダ」のケースとして、例えば下記のようなものが考えられますでしょうか?

 

①サービス自体はタダであったが、付随する部分で費用が発生した

②条件付きでタダであったが、その適用を外れ、費用が発生した

③無料のセミナーに参加したところ、高額の商品の販売があった

 

いずれも、真っ当な業者でも、悪質な業者でも考えうる事例です。

 

ビジネスというのは利益をあげるものですし、その前提として売上をあげるものです。そして、ほぼ全てのサービスにおいて、原価が発生しています。

サービスを無料で提供する、というのはそれ単体で見るとビジネスとしてあり得ないものです。

 

上記のケースにおいては、

 

①→基本のサービスをタダで浸透させ、有料のオプションで課金する

②→条件つきのタダで契約を結び、条件から外れたところで課金する

③→有料のサービスを販売する手段として無料で紹介の場を設ける

 

という、理屈としては極めて真っ当な構図でビジネスが行われています。

 

ただ、それを逆手に取った悪質なビジネスは枚挙に暇がありませんがねw

 

完全無料だと誤認させて、わかりにくく費用の発生を表示していたり、

無料で場をセッティングして、価値のない商品を買わせるために軟禁したり。

そこに関しては「見抜く」ほかない、というのを一旦の結論とします。

見抜き方も含めて後述の結論ね。

 

 

一方で、世の中には上記のようなケースに当てはまらない「タダ」も存在します。

 

自分がタダでサービスを受けるために、誰かが費用を払っている

 

例えば、自身に本当に見返りが要求されない「タダ」の例を挙げてみます。

 

①地域や価格、ジャンルを絞って予約できる飲食店を探せるサービス

②完全無料で、ある程度幅広いブログ機能が使えるサービス

③完全無料でメールやカレンダー、その他の機能が利用できるサービス

 

これらがなぜ、タダなのか。理由は考えればとてつもなく簡単です。

 

①予約の対象となる飲食店の側からサービスへの掲載や、そこからの予約に対して対価を受け取っている。

→そこに無料でユーザーが沢山集まることで、店側が喜んでお金を払う

 

②無料で使っているうちに、より充実した機能を使うために、有料サービスへとアップグレードを行うユーザーがいる。

無料でユーザーを沢山集め、その中からヘビーユーザーを生む。

 

③個人サービスとしては無料だが、高機能、高セキュリティ備えた法人版は有料である

→コンシューマー市場で無料で知名度を上げ法人マーケットで課金

 

つまり、自分以外の誰かがお金を払うことによって、サービスが成立しているわけです。そして、自分が無料でサービスを使えること自体が、提供元からすれば戦略なわけです。

 

こういったケースにおいてはタダより安いものはありません。

 

誰にどこで価値が生まれるのか全体像で考える

繰り返しになりますがビジネスは金儲け。

そして、お金をいただくために、それ以上の価値を提供するものです。

つまり、Give & Take です。

 

逆の視点から考えると、自分が何らかの価値を提供してもらうにあたっては

正当な対価を払うのが当然です。

この原則を無視し、自分だけTakeしようとしても、「うまい話」に乗せられて強制的にGiveさせられてしまいます。

 

一方で、自分が無料で対価を受け取ることによって、誰かがお金を払ってでも享受したい、より大きな価値が生まれるケースについては無料でサービスを使うこと自体が正当なGiveですので、安心して使いましょう。

場合によってはより高度なサービスを求めてお金を払うこともありますしねw

 

つまり、自分が受け取る「タダ」が高いのか安いのかは、その全体像を描いた上で、誰がどの部分でメリットや利益を得ているのか、ということを考えれば判断することが出来ます。

 

そう考えると、サービス提供側から見て至極真っ当な追加課金に不当に腹を立てたりうっかり課金してしまったりということも減らせますし、あまりにもおいしすぎる話にはどこかにからくりがある、いうのを完全には見抜けなくても警戒することは出来ます。

 

原則を理解することと、ちゃんと考えること

 

サービスがあまりにも多様化している現代において、必須のスキルです。