九州の社窓から

サラリーマン 兼 投資家 兼 ブロガーの転勤を機に始まった九州と東京のデュアルライフを綴っています。投資、働き方、旅など気の向くままに。

フェイスブック広告で流れてきた「コインランドリー投資」について考えてみた。

フェイスブックのフィードにこんな広告が流れてきました。

 

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これからのトレンドは「コインランドリー投資だ!」というわけですね。

コインランドリーは現在個人的にも使っているものでもあるので、ちょっと気をひかれたりもしました。

 

が、私見ですが、

 

大々的に広告されてる時点で既に遅いんじゃないの?

 

って思いますw

 

 

こんにちは。投資家ブロガーのマエダユウタです。

 

投資について自分でやったり、書いたり、教えたりしてると、

本当にいろんな話が舞い込んできます。

きっと、FBで投資の記事が流れてくるのも、そんな関連からでしょう。

 

ただ、

 

本当においしい話は、フェイスブック広告に流れてきたりしませんよ。

 

おいしい話は情報の上流の方で独占されてますから。

 

とはいえ、それで決め打って一切見ないのも思考停止だと思うので、

ちょっと考察してみますかね。

 

今日はそんな記事。

 

まずはビジネスモデルの考察

 

コインランドリー投資のモデルは単純明快です。

 

①必要な「場所」を買う、もしくは借りる。

②必要な「機材」を買う、もしくは借りる。

③ランドリーの利用者が出てくるたびに、売り上げがあがる。

 

構造そのものは、中学生でもわかるレベルですね。

投資において重要なのは、果たして儲かるのかという視点。

 

単純に考えるんであれば、

「利用者が多ければ儲かるし、少なければ損をする」

これ自体は全く間違った発想ではないですが、投資を考える上では少し足りない。

 

自分が「どんな形でリターンを得たくて」投資をするのか考える必要があります。

 

 それだけでは浅くて、「どう儲けたいのか」考える

投資を行うことで、自分がどんなリターンを得たいのか、ですね。

たとえば、

 

A.とにかく、即金性が大事。月々一定の収入をすぐに得たい

B.最初は赤字でも構わない。長期的に見て大きく回収できればOK

 

 不動産投資なんかでも、上記のスタンスの違いで、求める物件の性質は真逆になります。

自分が「何を」「いつ」「どの程度」得たいのかによって、選ぶべき選択は変わってきますので、業者のいうがままにならず、勉強しましょうね。

 

コインランドリー投資なんかでも、「買うのか借りるのか」、「ある程度の頭金を入れるのか、自己資金は極力減らして始めるのか」の選択が、自分が得たい結果によって変わってきます。

洗濯だけにね。

 

 構造と、メリット・デメリットを考える

 

今回は、単純に考えるために、

「場所も機械も借りて、月額の利用料金を支払う」

形で考えます。

月々のコストはほぼ一定です。

 

んで、儲かるのかどうか。

以下の式に実際の数字を代入すれば算出できます。

 

利用回数×1回の利用であがる利益ー月々の固定費の支払い=損益 

 

1回の利用であがる利益というのは「利用料ー機会を動かしたときの水道代・電気代など」で算出できます。固定費は、家賃、機械のリース料、全体の運営に必要な電気代なのですね。基本ほったらかしでいいので、人件費はそんなにはかかりません。

 

実は、この中で、毎月大きく変動するのは「利用回数」だけなの、お気づきでしょうか?

この人数がどれだけ見込めるかによって、月の収支がプラスかマイナスか、変わってきます。

 

ここを限界まで上げることができれば、月々の支払いは限られているので、大きな利益を得ることができます。

 

逆に、デメリットは利用者がいなくても、一定の支出が確実な点。

やはり投資をする以上損失は避けたいもの。

 

それから、機械の故障や、それに伴う、衣服への損害が起きた時の責任の所在なんかもリスクとしては考えるべきかな?

 

となると、利用者を増やすためにどんな施策を打つか、とか、今はこのくらいだけど、将来的にはこう変動するので、「すべきだ」「すべきでない」という判断ができます。

 

推している方々の主張としては、

「共働き家庭の増加に伴い、需要は増える」

というもの。

確かにパッと聞いた感じ、的を得ているようですが、

人口全体は縮小傾向ですよ、とか

共働きに対するソリューションは家事代行であってコインランドリーではない

とか反論は一瞬でいくつか思いつきます。

 

そのあたり、厳密に検証していくのが大事。

 

 コインランドリーの成否にかかわらず得してる奴らがいる

冒頭の話題に戻ります。

おいしい話はそうそう流れてこない。

じゃあ、なぜ、この話が大々的に流れてくるのか。

 

答えは前のトピックに書いてありますね。

 

「固定費」の提供元が儲かるから

 

というのが僕の見解です。

固定費は、変動しません。これは事業主にとっては

メリットでもデメリットでもあるわけですが、

提供元からしていれば、ランドリーの売り上げにかかわらず、

毎月入ってくる一定の売り上げ

となるわけです。

 

ランドリーが開かれれば開かれるだけ、儲かるんです。

それぞれの成否に関係なく、ね。

(長期的に見ればランドリーが失敗して撤退することはデメリットですが)

 

多分。多分なんですが、

コインランドリー投資を推してる人たちって

そういう業界の関係者と噛んでます。

 

 結論にかえて。誰が得をするのか考える

 

軽く考察してみた結果、僕は手を出そうとは思いませんでした。

厳密に計算したわけではないですが、そんなに回収できるイメージがない。

 

それから、僕が回収できる、できないに関わらず、得をする属性の人たちがいる。

大々的に広告が出ているのは、その人たちとの絡みの臭いがする。

というのが、僕の感想です。

乾燥だけにね。

 

この先は自己判断でお願いします。

別に、固定費の提供元が儲けていたって、自分も儲かると思えばやればいいし、

提供元の養分になる心配があれば、やらなければいい。

単純明快な話。

 

ただ、「説明会」に行ったところで、おそらくはメリットしか説明されないでしょうから、別の視点も持っておかないとだめですよ。

 

誰が、どんな意図で、情報を発信してるのかってのは常に考える必要があるよ、って事例でした。

 

興味ある人はセミナーだけじゃなくて本とか読んだ方がいいと思います。