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九州の社窓から

サラリーマン 兼 投資家 兼 ブロガーの転勤を機に始まった地方都市と東京のデュアルライフ

ネットワークビジネスと社会主義の共通点と相違点

かつてのソビエト連邦での話。スターリンが部下に問いました。

 

「『資本主義』とは何だ?」

「はい。資本主義とは、もはや崖っぷちに立っている経済モデルです。」

「うむ。その通りだな。では『社会主義』とは何だ?」

 

 

「はい。社会主義資本主義の一歩先にある経済モデルです。」

 

「スターリン」の画像検索結果

(※社会主義ジョークです。実際にこういった会話があったかは不明。)

 

 こんにちは。資本主義の権化ブロガーのマエダユウタです。

 

使う機会がない間にすっかり退化してしまいましたが、大学時代、ベトナム

英語で飛び込み営業を行い、プレゼンをし、受注した経験があります。

 

その英語力の根源となっていた一つが大好きだったジョーク」を英語で読みたいという意欲。

好きなこと、興味あることと絡めると、学習は早いです。

 

そんな中で、一つのジャンルを確立していた社会主義ジョーですが、社会人となり、ネットワークビジネスの勧誘の洗礼を受けたり、

資本主義について、教科書ではなく実践で学んだりする中で、ハッとしたことがあるので書きます。

 

ネットワークビジネス社会主義

目指す姿は真逆と言っていい両者が実は似ているなってことです。

 

【共通点① どちらも資本主義のアンチテーゼとして生まれた】

 

どちらも、「資本主義はクソだ!資本家はクソだ!」という発想から生まれています。

批判されている「資本主義」というのは

「富める者はさらに富み、貧しいものはさらに貧しくなる構造」です。

 

お金を持っている人はその資本を使って、さらに富を得るシステムを構築することができます。

たとえば、持っているお金で工場を建てたり、農地を持ったりするわけです。

で、それを当然自分一人でやりくりするわけではありません。

 

人を雇って、彼らに「賃金」を支払い、モノを生産する。その売上の中から、人件費を含めたコストを差し引いた利益を得るわけですね。

上手くいけば、さらなる富を得ることができます。

 

一方、持たざる者、労働者は労働の対価として賃金を得ています。

この賃金、多くの場合において、決して高くはないものでしょう。

代替のきく労働者に対しあえて高い賃金を払ってあげる必要はありません。

また、労働できる場所が限られている場合においては、さらに足元を見ることが可能。

生きて、働くのに最低限必要な分だけ与えていれば十分なわけです。

残酷ですが、合理的です。

労働者は、中々富を増やすことができません。

 

自由競争、などといえば聞こえはいいですが、

持てるか持てないか、スタートの段階で決まってしまっている。

この構造を、社会主義ネットワークビジネスも打破しようとしています。

 

【相違点 それぞれはどのような「平等」を目指したのか】

 

結論からいうと、

「結果の平等」を突き詰めたのが社会主義

「機会の平等」を突き詰めたのがネットワークビジネス

です。

 

社会主義というのは、みんながそれぞれの労働をして得ることのできる報酬は政府が管理し、平等に分配するシステム。

そうすれば、競争も搾取もなく、平等が実現する、といったものですね。

誰が、何をしても結果は同じ。

単純明快な、結果の平等が約束されています。

 

ネットワークビジネス、手法としてはMLMマルチレベルマーケティング)と言ったほうが正確かもしれません。

ざっくりいうと、モノの販売手法の一つですね。

詳しい話は別の機会に譲らせてもらいますが、

理論上は、合理的なモデルだと思っています。

何より、MLMを始める個人にとって、製品を開発したり、店舗を持ったりといった、コストが一切かからないのです。資本がなくても始めることができるのです。

学歴も、家柄も、人種も関係なく、誰でも無資本からスタートでき、頑張れば頑張った分だけ、富を得ることができます。

一見、機会の平等が実現されています。

 

形は真逆ですが、「不平等」な資本主義への代替提案として生まれています。

 

【共通点② どちらも人間が扱うには理想主義すぎた】

 

そんな社会主義ネットワークビジネス。少なくともこの記事を書いている2017年5月においては、どちらも市民権を得ているとは言い難い状態です。

 

社会主義国家は大半は凋落。成功している「社会主義国」は共産党一党独裁は守りながらも、市場経済を導入しています。

 

ネットワークビジネスも「怪しい」「胡散臭い」「避けるべき」と認知される方が多いかな、と思います。

 

理由としてはどちらも、それを上手く扱えるほど、人間は賢くない、というのが僕の見解です。

 

だってさ、冷静に考えて、

頑張っても頑張らなくても賃金同じなら、サボるでしょ。普通。

これは僕が特別怠け者だからじゃなくて、人間の心理として当然のこと。

それに、本来中立的に管理し、分配するはずの政府、大半が結構ピンハネしてたよね

働く側も、管理する側も、このシステムの中におぼれてしまったようにみえます

 

ネットワークビジネスは、また記事を書きますが、その理想を維持するにあたって、

致命的な構造的欠陥を抱えているというのが僕の見解です。

(特に、ア○ウェイの全盛期なんかはこの特徴が顕著に出たと思っています。)

 

人間は、一見よいシステムがあったとして、それをうまく使いこなせるほど、誠実でも賢くもありません。だから面白いんだけどね。

 

【構造の根本の改革もいいけれど、今の構造の中でどう生きるかも大事】

多分ですが、この2つを似ている!として、コンテンツ化している事例はそうそうないかと思いますw

僕はこれらのルーツと現状を見て、こんなことを思ったので、記事にしてみました。

 

仕組みを根本的に変えていくというのも大切なことですが、そう簡単ではない。

となった時、現行の仕組みの中で、どう生き抜くかが大切だと思います。

 

幸いにも、現代の日本というのは、現在資本を持っていなくても、

それを自力で築き、増やしていくことへのハードルが下がっています。

 

ただそれに伴い、そのリソースを搾取する罠にもあふれています。

正しいリテラシーを身に着け、それに沿って行動できるかが、一層求められてきます。

 

そんなご時世、微力ながらも、学びたい人の力になれるよう、準備中。(^ω^)